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SPECIAL スペシャル

漫画家アリスン×原作者ジーナ・ショウォルター 対談

このサイトのトップページのイラストでおなじみの漫画家アリスンが、日本でコミック化されたことを知って大喜び!の原作者ジーナ・ショウォルターに突撃インタビューしました。

<オリンポスの咎人>(以下<オリ咎>)シリーズを書くきっかけとなったアイディアとは? お気に入りのキャラクターは? 今後の物語の展開は? ふたりにいろいろと語り合ってもらいました。夢の対談でふたりの意外な素顔が明らかに! すっかり意気投合したふたりは、「シーフード祭り」の約束を……。

アリスン
コミック版『オリンポスの咎人Ⅰ マドックス』を描いた漫画家のアリスンです。今日は、<オリ咎>シリーズの原作者ジーナ・ショウォルターさんにいろいろと質問したいと思います! ジーナさん、はじめまして。
ジーナ・ショウォルター
はじめまして! アリスンさんの描いたコミック、とてもすてきで感激しました!
アリスン
おお~~~(感涙) ありがとうございます…! 気に入っていただけて嬉しいです。では最初に、日本初上陸にして早くも人気に火がつきはじめている<オリ咎>について、訊いていきたいと思います。この物語を書くきっかけや影響を受けたものはありますか?
ジーナ・ショウォルター
そうですね、よく知られている“パンドラの箱”の物語では、諸悪の根源は一人の好奇心旺盛な女性だとされていて、なんともひどい話だと思っていたの。もしその箱を開けたのが“男性”だったとしたら……。ふとそう思ったとたん、たくさんのアイディアが頭に浮かんできました。それから物語に使えるものと使えないものをふるいにかけて、<オリ咎>の構想を練っていきました。
アリスン
なるほど、発想の転換から物語が生まれたんですね。ジーナさんは、子どものころはどんな映画や本が好きでした?
ジーナ・ショウォルター
子どものころの愛読書は、学園小説シリーズ『スイート・ヴァレー・ハイ(原題:Sweet Valley High)』ですね。そのうち、リージェンシー・ロマンス(19世紀初頭のイギリスを舞台にしたヒストリカル・ロマンス)を読むようになって……。テレビや映画で『スタートレック』も見ていましたし、世界各地の神話なんかにも興味を持っていました。科学では説明のつかない超常現象や魔法なんかに憧れていましたね。
アリスン
ミステリー好きな読書少女だったんですね。私も高校生のときに読んだSF漫画がきっかけで、漫画家になろうと決意しました。さて続いて、<オリ咎>の舞台をハンガリーにした理由を聞かせてください。私もこの漫画作品を描く前に旅行してきたんです。ブダペストはとてもすてきな街ですね!
ジーナ・ショウォルター
取材旅行ね! ハンガリーはすてきな国ですね。とりわけ、街並みの美しさや謎めいた雰囲気、今でも残っている旧世界の趣、といったところに惹かれて物語の舞台に決めました。どんな冒険がはじまっても不思議ではないと思わせる雰囲気がとても好きですね。
アリスン
確かに…すてきな国でした。アメリカでの<オリ咎>シリーズの読者の反応はどうですか?
ジーナ・ショウォルター
読者は両手を広げて“暗黒の戦士たち”を迎えてくれました。誘惑が目的か、単なるハグかわかりませんが(笑) 何にせよ、読者からの反響に大喜びしています!
アリスン
キャー、きっと、どっちも&それ以上です! では、アメリカの読者のあいだでいちばん人気のキャラクターは誰ですか?
ジーナ・ショウォルター
パリスとトリンのふたりですね。“淫欲”の番人パリスは、どんな女性も落としてきた色男ですが、そんな彼を自分の思いどおりにしたい、と読者は妄想を抱くわけで、そんなところが彼の人気の秘密ではないでしょうか。 一方、“病”の番人のトリンが支持される理由は、人に触れられないという“暗黒の戦士たち”の中でもいちばんの苦悩を味わっているからでしょう。
アリスン
私の周りでは、トリンとレイエスが人気です。いちばん若い意見では、3歳の女の子が「マドックスがすき」と言ってくれています(嬉)。日本でのコミック化に続いて、ハリウッドでの映画化も期待したい<オリ咎>ですが(笑)、登場人物のイメージにぴったりな俳優/女優はいますか? 私のイメージでは、マドックスはTVドラマ『クルーソー』で主役を演じたフィリップ・ウィンチェスターが似合いそうだと思います! アシュリンは、カナダのモデルさんのエミリー・ヴァン・レイですね。ハチミツ色の髪、白く繊細な顔立ち。碧眼の方なのでカラーコンタクトで! 監督は……1980~90年代のリドリー・スコットだったら独特の雰囲気を出してくれそうな気がしますね。
ジーナ・ショウォルター
それはいい配役ですね! そうね、『X-MEN』に出演していたライアン・レイノルズだったら、“征服”の番人ストライダーを魅力的に演じてくれそう。その他の配役はちょっと思いつかないですね。最近、パソコンの前に座りっぱなしで、というか、仕事場からほとんど出ていなくって……。もっと外に出てアンテナを広げないといけませんね。
アリスン
仕事のしすぎには気をつけてくださいね。では、<オリ咎>シリーズの中でいちばん好きな登場人物は誰ですか? 私は、マドックスが大好きです。体格的にも、6人の中でいちばんガタイが良く、頭脳派ではないけど優しくまっすぐで頼りがいのあるタフなナイスガイ! 居てくれるだけで安心できそう……。
ジーナ・ショウォルター
私のお気に入りはウィリアム! ひねくれたユーモアのセンス、ナルシストなところ、はたまた非情な一面まで、全部まとめてウィリアムが大好きです。そんな性格なのに、愛する女性には絶対そんな振る舞いをしないというのもまた……。
アリスン
(アメリカにも“ツンデレ”ってあるんでしょうか……) いい男が作品ごとに目白押しなのも<オリ咎>の魅力のひとつです……! では、もし呪われなきゃいけないとしたらどの魔物? 私はあえて選ぶなら“怒り”かな。呪われるのなんていやですけど、消去法で決めました……。
ジーナ・ショウォルター
私だったら霊界を見ることができる“死”を選ぶわ。“死”の番人ルシアンが宿している能力があれば、念じるだけで別の場所に瞬間移動できるのでいいですね。
アリスン
なるほど。もし特殊能力をゲットできるなら何? 私は“空を飛ぶ”ことと“未来予測”ができるようになりたいです。どちらもステキで……うっとりしてしまいます。
ジーナ・ショウォルター
そうですね、“透明人間”になってみたいかな。アリスンさんの“未来予測”っていうのも、なかなかクールで捨てがたいですね!
アリスン
すっかり夢見がちな話になりましたが、さておき<オリ咎>が日本でコミック化されたのをいつ知りましたか?
ジーナ・ショウォルター
いつだったか、誰かが<オリ咎>サイトのリンクを教えてくれて、アリスンさんの描いたマドックスを初めて見ました! とても嬉しくて、すぐに自分の担当編集者や出版エージェントに知らせましたよ。メールでのやりとりでしたが、文の中に“Oh!”とか“Ah!”といった文字ばかりで(笑)、みんなで一緒に小躍りしているような気分でしたね。
アリスン
そんないきさつだったんですね(驚)!? コミック化された“暗黒の戦士たち”を見た感想はいかがですか?
ジーナ・ショウォルター
率直に言って感動しました! 自分の小説のキャラクターがコミック化されるのがずっと夢だったので。
アリスン
喜んでいただけて嬉しいです。では、日本でも小説の刊行を予定している4作目と5作目について、ちょっと教えてください。
ジーナ・ショウォルター
4作目のヒーローは“疑念”の番人サビンです。彼のお相手は、ハーピー(伝説上の半人半鳥の生き物)で、彼女自身もはじめは不安に苛まれていますが、サビンとの出会いを通して自信をつけていきます。彼女との付き合い方を模索するサビンや魔物たちを描くのがとても楽しかったです。
5作目は、“怒り”の番人アーロンの物語。ヒロインは天使で、彼女はアーロンの犯した罪を罰するために送られてきた処刑人でもあります。けれども、任務を遂行する代わりに彼と恋に落ちてしまいます。
アリスン
それは楽しみですね! 早く読みたい……。ところで、話は変わって、ジーナさんご自身についての質問をいくつか。日本を訪れたことはありますか?
ジーナ・ショウォルター
まだありません。実は旅行がそれほど好きではないので、あまり多くの場所に行ったことがないのですが、日本はぜひ行ってみたいです!
アリスン
本屋さんに並んでいる<オリ咎>の小説を見に是非、日本へ来てください! では、好きな食べ物はなんですか?
ジーナ・ショウォルター
毎日食べてもいいくらい、シーフードが大好きです。
アリスン
毎日シーフード! では日本にいらした際には、お寿司と天ぷらと刺身と……、シーフード三昧が楽しめますね。私も、シーフードフライと、とある回転すしチェーン店の「エビとアボガドの軍艦」というお寿司が大好きです。これはきっと海外の方でもお口に合います。ではでは、いちばん幸せを感じるのはどんなときですか?
ジーナ・ショウォルター
夫とともにベッドに入っているときや、一緒にテレビを見たり、その日あったことなんかを話しているときですね。
アリスン
まあ……きっとすてきな男性なんでしょうね。(<オリ咎>の登場人物に例えると誰か訊いてみたいけど、そろそろ時間のようなので……)質問は以上です。ジーナさん、ありがとうございました!
ジーナ・ショウォルター
こちらこそ! ありがとうございました、アリスンさん。 日本の皆さんにも<オリ咎>を気に入ってもらえて、とても幸せです。続きもぜひお楽しみに!
アリスン
日本にいらっしゃるときは、ご連絡くださいね! 一緒にシーフード祭りしましょう。

読者の皆さん、ジーナさんはファンサイトやtwitterアカウントも持っています。<オリ咎>やその他の人気シリーズに関する情報もたくさんあるので、ぜひアクセスしてみてください。

ジーナ・ショウォルター
■オフィシャル・ファンサイト:http://members.genashowalter.com/
■Facebookファンページ:http://www.facebook.com/pages/Gena-Showalter-Official-Fan-Page/208156686265
■twitter:http://twitter.com/#!/genashowalter

アリスン
■オフィシャルサイト:http://www.earithen.com/

※本インタビューは、メールでの質問内容を元に、対談風に構成したものです。

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